北区でどんぐり倶楽部!

息子がおり、東京都北区でどんぐり倶楽部に取り組んでいます。まだまだ不勉強ですが、よろしくお願いいたします(^^)

どんぐり_1MX27_2019.4.13土 ☆親が謝り、息子が許す☆ ☆キャッチボール vs 字を書くこと☆

どんぐり_1MX27_2019.4.13土 ※本人チョイス、所要時間計30分(20:40~21:10)

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【問題】※①〜③は何文目か(どこで区切ったか)を分かりやすくするため、ここで振った数字です。

テントウムシしょうがっこうの 1ねんせい 100にんが あかぐみ・あおぐみ・みどりぐみの 3れつに ならんで います。②あかぐみは あおぐみより 30にん おおくて、あおぐみは みどりぐみより 10にん すくないそうです。③では あかぐみ・あおぐみ・みどりぐみの 3れつは、それぞれ なんにんずつが ならんでいるのでしょうか。

 

★前回の翌日、パパとママで息子に頭を下げて謝りました。〇×に拘っていたのはパパママの方だったと…。あっさり、「いいよ(許すよ)」と言われました。また、もう少し粘れば?みたいな声掛けも良くなかったと謝ると「そうだよねー」と言われました。でも、泣き出したり責められたりはありませんでした。子供は寛大です。ありがとうね。。。

 

★気を取り直しての今日です。今日は「上下真ん中ど〜っち」で選びました。また、パパのお膝の上で、パパに問題文を読んでもらいました。始める前に「ゆっくり、じっくり、ていねいに」「絵だけを見て考えるから、パパが読んでくれたら、全部を大きく丁寧に絵にする」「答えは終わるためでオマケだけど、それでも答えはあるから答え合わせはする」を伝えてからスタートしました。

 

☆本人チョイスでグミと桃紅茶を用意して、スタートしました。

 

☆1文目をパパが読むと、赤・青・緑の色鉛筆を使って、「1,2,3,4,5,6…」と言いながら赤青緑の順に〇を100個描いて行きました(赤34、青33、緑33)。テントウ虫小学校がすっ飛ばされています。前回もテントウ虫小学校だったのと、一方で前回20匹だったのが今回100匹だったので、何匹かという点に真っ先に気持ちが行ったために小学校は絵からも抜け落ちてしまったのかも知れません。

 

☆2文目を読むと、赤を19匹足して(元々が青33よりも1多い34なので、+9すれば20匹多いことになる)、青を9匹消しました(答え合わせの後の添削で、本当は10匹消したつもりだったことが判明 → つまり、①赤が青より30匹多く、②青が緑よりも10匹少ない状態を作ったつもりだった)。ところが、これだと、全部で100匹なのに全体で増えてしまった事には気づいていません。

 

☆最終文を読むと、しばらく考え込んでいましたが、「分かった」とのことなので通し読みをすると、「こたえ 赤ぐみ53、青ぐみ24、みどりぐみ33人ずついる。」と書いて終了しまたが、「自信ないなぁ。でも答えはオマケだし、いいや!」と呟いていました。

 

☆パパの口から「おたから帳行きです」とひと言伝えると、表情を曇らせた後、「あ、間違いに気付いちゃった。直す」と言い出しました。パパが「もうお仕舞いだよ。答え合わせの後だしね」と言うと、また浮かない顔を見せましたが、「うん、分かった。答えはオマケだしね。」と自らに言い聞かせるように繰り返して、終了しました。健気…。(問題文と読み比べながら、僅かに添削してみました。藤色の書き込みです。)

 

☆今日も朝は野球で、昼からは公園にずっといたので、布団に入るとバタンキューで寝てしまいました。

 

☆2年生になり、先生も変わり、授業中にこなす漢字の量や練習方法が変わり(大変になった…)、宿題も変わりました(増えた…)。大丈夫かなぁ。宿題は対処のしようがあるけれど、授業中の分すらも息子の手に負えるのかどうか…。

 

☆既に息子のテンションは下がっています。ただ、授業は先生の領域であること、息子の字は本当に汚くて読めないことから、授業中の取組みを上手く活かせないかと主人と話し合いました。ちなみに、どんぐり方式では、同じ漢字を何度も書いたりしなくても覚えることができます(IF法)。

 

☆そして、パパと息子の会話。(野球の帰り道、こんな感じだったそうです。)

パ:国語の授業の課題が大変そうだけど、あれって野球に似てる気がしたんだ。

息:え?なんで。

パ:kou君はキャッチボールするときに何を考えながらやっているの?

息:(投げる身振り手振りをしながら)、指をこうやって足はこうして、(以下略)。

パ:どのあたりを狙って投げるとかも考える?

息:勿論だよ。相手の胸の辺りを狙って投げるんだよ。

パ:どうして適当に投げないで、色々考えるの?

息:相手に取ってもらえるボールを投げたいからだよ。

パ:取ってもらうために、色々工夫して何度も練習して、皆上手になってきたね。

パ:字もさ、書いたらさ、読めてもらえたら嬉しいよね。読めてもらえる字をスラスラ(※)書けたら良いよね。

息:うん。あ!!!(目を見開く)

パ:キャッチボールと授業の課題、似てる気がするんだ。

息:うん、本当だね!分かったよ。

※スラスラとは、文章を考え作ることではなく、字を書く様がぎこちなくないという趣旨。

 

☆今日はここまで。でも、モチベーションだだ下がりだったのを、ひとまずは転換することができました。具体的には、ボールの投げ方の工夫=鉛筆の持ち方の確認とか、姿勢を正す、消しゴムで消し切ってから書く等々あるかと思うのですが(あんなことととかこんなこととか…)、追々息子に寄り添いながらその辺りはサジェスチョンをしていこうとなりました。

 

☆上手くいけば懸念は杞憂で済み、むしろ良い方向に持って行けると思うのですが、実は、去年の先生も本当に面倒見の良い子供想いの素敵な先生だったのですが、今回がこれまた素晴らしい先生で、色々カミングアウトや相談するなら(去年も試みはしたのですが)今年度なのかなと言う気もしています。

 

☆嫌だな、つまらないな、苦手だな、でも逃げにくい内容もあります。息子は今、楽しく乗り切ろうと気持ちを切り替えたところです。小さいのに偉いなぁ。未だ先は分かりませんが、その心意気が素直で眩しいです。それに引き換え私ときたらとチョイと反省。育児はやっぱり育自です。

 

☆とにかく、学年が上がって息子にとって大変になった事は確かなので、家庭ではゆったりと穏やかにのびのび生活できる環境を整えよう(環境設定)、そのためにはパパママが叱り飛ばしたり、イライラした様子を見せるのが一番良くないから、口調や表情、ペース等にくれぐれもお互い気を付けようとも話し合いました。糸山先生の仰っていた意味が少し分かった気がしました。覚悟覚悟の1年になりそうです。

 

★6MX77(参考まで:ママ用問題)

超高速クジラのマッコー君とザット―君が片道50000kmの太平洋往復競争をしました。マッコー君の平均速度を秒速25km、ザット―君の平均速度を秒速10kmとするとゴールに辿(たど)り着く時間の差はどれくらいになりますか。

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