北区でどんぐり倶楽部!

息子がおり、東京都北区でどんぐり倶楽部に取り組んでいます。まだまだ不勉強ですが、よろしくお願いいたします(^^)

どんぐり_1MX33_2019.2.15金 ☆100人が3列に並んでいる絵だと?☆ ☆どんぐり問題の奥深さとは?☆

どんぐり_1MX33_2019.2.15金 ※本人チョイス、所要時間計40分(20:30~21:10)

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【問題】※①~③は何文目か(どこで区切ったか)を分かりやすくするため、ここで振った数字です。

テントウムシしょうがっこうの 1ねんせい 100にんが あかぐみ・あおぐみ・みどりぐみの 3れつに ならんで います。②あかぐみは あおぐみより 8にん おおくて、あおぐみは みどりぐみより2人[ふたり]すくないそうです。 ③では あかぐみ・あおぐみ・みどりぐみの 3れつは、それぞれ なんにんずつが ならんでいるのでしょうか。

 

★1日遅れの更新です。しかも…、またやっちまいました。母のうたた寝タイム。という訳で、パパが相手をしてくれた内容を、絵を見ながら後から教えてもらった次第という…。最近ちょっと夜中にあれこれ作業してまして、仕事中は辛うじて乗り切っているのですが、夕食後にひと眠りしてしまい、済みません。

 

★いつものように「がちょんのぱ」で選びました。また、パパのお膝の上で、パパに問題文を読んでもらいました。始める前に「ゆっくり、じっくり、ていねいに」「パパが読む度に、絵を描くこと。最初の絵に繋げて行っても良いし、1つ1つ描いても良いこと。最後まで来てから、また別に描いたりしても良いこと。」「絵だけで考えるので、大きく丁寧に全てを描くこと。一年後に絵だけで見ても分かるかな」「答えはオマケだからね」を伝えてからスタートしました。

 

☆本人チョイスでグミとカルピスソーダを用意して、スタートしました。

 

☆今回はパパがのらりくらりと促すことで、結果的に40分粘ることができたそうです。なにしろ、1文目が一番苦労したそうです。「100人!」と言って、上に行ったり下に行ったりしながら続くてんとう虫100人を描いたそうです。(←正確には100個の〇)その後、「赤・青・緑の3列に並んで」という部分で、「何人ずつに分けて描いたら良いのだろう?」と大いに悩んだそうです。まぁ、それこそが「問い」そのものな訳です。

 

☆ここで十数分ほど悩んで、「今日はもうやめる」という話もし出したそうですが、パパが上手く時を稼いでくれたようです。うんうん唸りながら、100個の〇の周りに数字を書いて組み合わせを考えているっぽかったそうです。そこで、パパが「絵に描こうよ」とまた促し、パパのお膝の上でグニャグニャになりながら唸ることまた十数分。そして、上下に蛇行する100人のてんとう虫(〇)の所々を線で区切りながら、「30人くらいずつの列ってことかなぁ」と呟いたそうです。そして、あか・あお・みどりと、上の方に描き加えました。

 

☆ようやく2文目に突入しました。しかし、1文目よりもハードルはアップ…。疲れたのでしょう、ここで数分悩むと燃料切れになり、「今日のはおたから問題にしよっかな」と言って終了したそうです。

 

☆どんぐり問題は、単に算数の文章題という括りでは到底収まりきらない訳が、上手く説明はできませんが、こういう問題によく表れているなぁと感じます。100人が3列に並んでいる絵なんて、いきなり描ける訳ないじゃないかぁという息子の反応は至極当然です(^^♪最初のうちはポイっと放り出してしまうかも知れませんが、今日のパパのようなファシリテーターが居てくれたり、慣れてくればここで考えあぐねるようになる訳で、そうなると所謂テストの点数や学校の成績アップや「これからの時代は〜」を銘打った一般的若しくは流行の教材や教室とは、明らかに一線を画しているのが感じられてきます。もっとずっと「根っこ的」とでも言えば良いのでしょうか、そういう感じです。

 

☆それに、「答えはオマケ」というのが良いなぁと感じています。〇を一杯もらって(なるべく×は付けないで)自信を付けるといった話は一見素敵に聞こえるのですが、そもそも〇×で左右されているようでは(しかも周りの大人がそういう価値観を植え付けてしまうとしたら)、実は先々心配というか…。(←って自分は思い切り左右されて来たので、それがどうにも嫌な訳です、つまるところ…。)勿論〇が多ければ誰しも気分が良いですし、どんぐり問題でもオマケで正解にすることも我が家ではありますし(実際にはおたから帳行きになっている)、ここら辺りがどうにも言い表すのが難しく…。

 

☆兎も角そんな訳で、息子は学校のテストの点数が良かろうが悪かろうが、褒められもしないし叱られもせず、間違えた問題は学校用おたから問題としてストックされています。先日、「八日」を「はつか」と書いて×をもらって帰って来ました。流石に「はつかはないでしょーよー」とか思わず言ってしましたが、「分からなかったんだよ、しょうがないじゃん」と返ってきたので、すかさず「そうだね。そのためのおたから帳だしねー」と言ってお仕舞い。すると、息子も「はーい」でお仕舞い。こういう感じでやっています。

 

☆という訳で、今回のテントウムシ問題もどんぐり問題用のおたから帳に行ったので、長期休みで再トライするのが親としては楽しみな1問となりました。