北区でどんぐり倶楽部!

息子がおり、東京都北区でどんぐり倶楽部に取り組んでいます。まだまだ不勉強ですが、よろしくお願いいたします(^^)

どんぐり_1MX34_2018.12.25火 ☆「ずつ」の壁☆ ☆「人を変えるもの」それ即ち・・・☆

どんぐり_1MX34_2018.12.25火 ※本人チョイス、所要時間計20分(20:30~20:50)

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【問題】※①~③は何文目か(どこで区切ったか)を分かりやすくするため、ここで振った数字です。

テントウムシしょうがっこうの 1ねんせい 20にんが あかぐみ・あおぐみ・みどりぐみの 3れつに ならんでいます。②あかぐみは あおぐみより 5にん おおくて、みどりぐみは あかぐみより 2人[ふたり] すくないそうです。③では、あかぐみ・あおぐみ・みどりぐみの 3れつは、それぞれ なんにんずつが ならんでいるのでしょうか。

 

★すっかり更新が遅れてしまいました。スミマセン。

 

★「がちょんのぱ」で選びました。また、パパのお膝の上で、パパに問題文を読んでもらいました。始める前に「ゆっくり、じっくり、ていねいに」「パパが読む度に、絵を描くこと。最初の絵に繋げて行っても良いし、1つ1つ描いても良いこと。最後まで来てから、また別に描いたりしても良いこと。」「絵だけで考えるので、大きく丁寧に描くこと」を伝えてからスタートしました。

 

☆本人チョイスで、ガリガリ君サイダー味とサイダーを用意して、スタートしました。

 

☆左ページの上に半分に描いてあるのは、テントウムシ小学校で、○○はテントウムシの模様を表しているそうです。最初から大きな勘違いがあったのは、赤青緑のそれぞれのクラスに20人ずつの1年生がいると考えてしまった点です。また、「ずつ」がやっぱり分かっていないという点も炙り出されました。このため、「こたえ あかぐみが25にんづつ、あおぐみが20にんづつ、みどりぐみが23にんづつ」という答えになってしまっています。しかも、「づつ」って綴りも違うし…。

 

☆絵は全て黒一色でした。赤青緑を使えばいいのに、使わないでどうやって区別するのかしらと思っていたら、「あか」「あお」「みどり」と書いて分けていましたが、やはり色を使ってほしかった。

 

☆実施サイド(親)の反省点としては、アイスをどんぐり問題をやりながら食べるのは無理がある、ということです。溶けるのが気になってしまい、集中できなかったと思うのです。ただ、それで間違えたのかというと、そうでもなく、後で説明してもらっても、やはり勘違いは勘違いのままでした。

 

☆1つ目の勘違いは論外としても、いつもの勘違いである「ずつ」は、よほど難しい言葉なんだなと思ったので、辞書(岩波の古いやつですが)で意味を調べてみました。

【ずつ】

<数や量を表す語に付けて>等しい分量がそれぞれに及ぶこと。「十人ずつが一組になる」(ほぼ)等しい分量が繰り返されること。「少しずつ食べる」

 

☆そうですよねー。これは今まで説明してきたのと同じです。じゃあ、「何人ずつ」はと言うと、実際には赤青緑のクラスで、それぞれ異なる数の列挙になるのですが、問題の段階では「赤:何人」「青:何人」「緑:何人」だから、等しく(?)不明な量「何人」がそれぞれのクラスに及んでいる、ということになるのでしょうかね?そんな風に意識して使ったこともないので、却って訳が分からなくなります。

 

☆よって、この意味を息子に説明しようとしても、親も上手く伝えられないし、当然息子にも分からないと思うので、やはり時を経てやってみるしかないんだなぁと感じました。ということで、おたから帳行きです。どんぐり問題は本当に奥が深いです。

 

☆ところで、息子は軟式野球チームに入っていますが、少子化とサッカー人気の煽りを受けて部員数が足りず、他のチームと合同で練習や試合をやっており、運営がやや小難しくなっています。加えて、試合で出かけるとなると河川敷が多いのですが、熱中症やケガに備えて、低学年は特に親の引率・付添いが欠かせないのですが、我らがチームのエリアは木密地域で移動手段たる車を所有する家も少なく、また、今時どこのご家庭もほぼ共働きで、土日も仕事という親御さんも少なくなく、今の運営の中核にいる親御さん達の様子を見ていると、正直、気が重くなるのでした。いずれマンションの理事会も順番が来るし、PTAや登校班の当番等々もあるでしょうし…。ああ憂鬱。

 

☆それでも、他の習い事と並行してやっているお子さんも多く、また、試合でも親が全員来ている訳でもなく、つまりは基本的には都合のつくときに来ましょうよ♪というスタンスを大切にしているチームなのですが、我が家の場合は当の息子がヤル気満々で全参加を希望するので、そうも行きません。それでシーズン中ともなれば、土日祝は殆ど朝から晩まで野球漬け。私はあまり体が丈夫ではないこともあり、付添いは専らパパなのですが、結局は家族水入らずの時間が減ってしまい、母親としては何やら寂しく虚しく感じ、いよいよ悶々とする日々を送っていたのでした。これまで保育園児だったのが、急にすっ飛ばして中高生にでもなってしまったような感じなのです。

 

☆さて、昨晩(12/26水)、息子はまた家の中でゴムボールを使って、立てかけてあったマットレス相手に投球練習をしていたのですが、上手く目標の場所にヒットしないようで、癇癪を起し始めました。パパもママも「もう今日はおやめ。眠いんだと思うよ。明日になればまた上手く行くよ」と言ったのですが、キーキー言って目に涙を浮かべながら投げ続けます。「落ち着いて投げないとコントロールは難しいよ。1日分の疲れもあると思うよ。朝の方が元気だよ。」とも言ったのですが、納まりません。そして、色鉛筆のストックと折紙を持って部屋の片隅に行くと、何やら作業をして、再び投げ始めました。すると、納得いく球が投げられたようで、「寝る」と言ってからお休み3秒で寝てしまいました。

 

☆息子が寝てから2枚の折り紙を見てみると、「おちつく」「うえからなげる」「ぐ(ろ)ーぶをなげるとこにむけてなげる」「なげるばしょをみる」と書いてあります。また、🔲二つとそれを結ぶ矢印が描いてあり、そばには人も描いてあります。

 

☆主人に見せると、「いつもコーチや監督に言われていること」だそうです。絵は図解でしょう。何とまぁ、そんなに野球が好きで好きで、上手くなりたくて仕方がない息子なのでした。これまでとは別人かと思うほど、信じられない様な入れ込み様です。苦手なことにぶつかると直ぐに逃げ出していたし(野球以外は今もそうかも)、2歳になって電車に出会うまで、何かひとつの事に没頭したりは絶対ない感じの子だったし、電車以降もやっぱりフワフワした雰囲気だったので、いつも漠然とした不安を感じていた私としては、もはや驚きしかありません。

 

☆周りにいる、ひとつのおもちゃをずっと離さないで持っている子とか、同じ遊びを時間を忘れるほどひとりで繰り返すみたいな子を見ていると(小さい頃の話)、うちの子はこだわりも集中力もなくて大丈夫かしらと不安になり、育児書とかにも没頭するのが理想的みたく書いてあるのに、うちの子ときたらと思い、モンテッソーリでもやれば変わるかなと思って通わせてはみたものの、結局辞めてしまい、何だかなぁと思っていたのですが、夢中になれるものとの出会いは人をここまで動かすものなのだ、と仰天です。羨ましー。主人とも、「どうしちゃったのkou君?って感じよね。キャラが変わっちゃったのかね?」と語ってしまいました。

 

☆漸く、私も息子の野球への熱すぎる思いを把握するに至り、すると、全面的に、そして、肯定的に「これは応援しなくては!」と感じるようになりました。一旦そう目が覚めると、不思議なことに後ろ向きな負担感ばかりでモヤモヤしていたものが去って、何が課題なのか、どうやって解決していけば良いのか等が見えて来て(例:オール自転車だと夏なんかは特に難儀で危険だけど、自転車と公共交通機関の合わせ技なら、遠い河川敷にも車なしでも結構行けちゃうかもよ♪とか)、そうすると「きっと大丈夫」と感じられ、久しぶりに確りとした深い眠りを味わうことができました。ちなみに、この感覚、あーだこーだと悩みに悩んだ末に「どんぐり倶楽部を始めるぞ」と決めたときにも味わっています。生みの苦しみですね。。。

 

☆息子の人生を変えたもの3選(時系列): 電車🚅、どんぐり倶楽部📓✐、野球⚾

 

★6MX52(参考まで:ママ用問題)

ウナギダ小学校では、みんなで夏休みに北極へ修学旅行に行きます。この小学校の生徒は50%が女の子です。今度の修学旅行には女の子の90%、男の子の80%が参加します。今回の修学旅行に参加しない男の子が8人だとすると、参加する生徒は男の子何人、女の子何人でしょう。

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※正解でしたが、相変わらずウナギが気持ち悪い感じになってしまうのが、私的には凹む。