北区でどんぐり倶楽部!

息子がおり、東京都北区でどんぐり倶楽部に取り組んでいます。まだまだ不勉強ですが、よろしくお願いいたします(^^)

どんぐり_0MX33_2018.11.30金 ☆よくぞ、粘りましたなぁ☆ ☆上々、お膝の上作戦☆

どんぐり_0MX33_2018.11.30金 ※本人チョイス、所要時間計70分(20:20~21:30)

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【問題】※①~④は何文目か(どこで区切ったか)を分かりやすくするため、ここで振った数字です。

①せみの おみせには いろんないろに ぬられた ぬけがらが たくさん おいてあります。②ひとつも おなじいろが ないそうです。③きのうは そのまえのひより 3びき ふえていて きょうは きのうより 6ひき ふえていました。④きのうの かずが 7ひきだったとすると、きのうのまえのひの かずと きょうの かずの ちがいは いくつでしょう。

 

★今日も「がちょんのぱ」で選びました。今夜もパパのお膝の上で、パパに問題文を読んでもらいました。始める前に「ゆっくり、じっくり、ていねいに」「パパが読む度に絵を描くんだよ。1つ1つ描いても良いし、最初の絵に繋げて行っても良いし、最後まで読んでから描き直しても良いよ」「あとから絵だけを見て考えるから、大きく丁寧に絵を描こうね」と伝えました。

 

☆本人チョイスで、カルピスウォーターを用意して、スタートしました。

 

☆1文目をパパが読むと、「抜け殻って難しいよ」と言いながら、5匹のカラフルな抜け殻を描きました。お店を大きく描いて、屋根に「ぬけがら」と書いたのは、看板のつもりでしょうか。2文目を読むと、「全部違う色描いていたから描かなくていいよね」とのこと。確かに…。3文目を読むと、①2列目に1匹オレンジを足して区切りを入れて「そのまえ」と書き(←仮置き6匹)、②3匹追加して描いてからまた区切りを入れ「きのう」と書き、③更に6匹追加して描いてからまた区切りを入れて「きょう」と描きました。(大きく描こうと言ったのに、お店だけ大きく描いて、抜け殻は小さいじゃないかぁ…。)

 

☆問題は4文目でした。指を折ってブツブツ言ってという按配だったので、「絵に描くんだよ」と言ったのですが、「絵をどう描くかを考えているんだよ!」とのこと。鶏が先か卵が先かみたいになってきました。結局、2ページ目に、先ず8匹描いて、その下に7匹描いて3匹足したりしつつも、考え切れていない様子でした。とは言え、通し読みオーダーが来たので応じると、「こたえ 4ひき」と書きました。答え合わせの前に、絵の説明を順に訊いて行っても答え切れずじまいでしたが、「直しても良いか」と言うのでO.K.すると、絵にバツを1箇所入れて、答えも「3ひき」に直しました。しかし、“おたから帳”行きです。

 

☆おたから帳行きのマークである王冠とメッセージを書いて終わりにしようとしましたが、眉間にシワを寄せているので、「どしたの?お宝なんだから良いことなんだよ」となだめたものの、目に涙まで浮かんできました。すると、パパが「そりゃそうでしょう。お宝とは言え、花丸が良かったんだよね」と寄り添うと、こくんと頷きます。(←先ずは共感とよく言いますが、特に対息子となると、私はできていない気がしますが、その点パパはとても上手です)

 

☆「まぁ、それはそうなんだろうけどねぇ」と私がボソッと言うと、「まだやる」と息子が言い始めました。ええっ?こういう場合はどうするのが良かったんだっけ?確か、一度終わったら、ごねてもサッと終わらせるんじゃなかったっけ?でも、過去ログとか見てたら、粘っている子もいたような気が…。ううう。でも、今までは息子は兎に角サッサと終わらせると言う感じだったから、こういうのは珍しいし、このタイミングも大事にしたい。これで花丸だったとしても、おたから帳にすれば大丈夫かな?どうだろう?

 

☆こう書くと一杯ですが、こんな感じで数秒逡巡してから、「いいよ。やってごらん。」と言う結論になりました。しかし、それで1枚足して3ページ目に描いた絵は8匹を2列で、最初に消した答えを復活させた「こたえ 4ひき」でした。ちなみに、全文は読まなくても良いと言われ、オーダーにより最後の4文目だけを読み上げました。結局、答えを書いた後、説明を求めてもハッキリとせず、またおたから帳行きでした。

 

☆しかし、未だやると言います…。ええぃもう好きにいたせ~、ということで、「今日は気が済むまでやったらいいよ」と応じました。もう1枚足しました。パパが最初から読もうかと声を掛けましたが、またもや最後の4文目だけで良いのだそうです。そこで、4文目だけをまた読むことにしましたが、句読点の前で一度区切って「昨日の数が7匹だったとすると、」を先ずは絵にしてもらうことにしました。4ページ目に、7つの〇を描きました。

 

☆その後、4文目の句読点以降の残りを全て読みました。すると、ページ中ほどに、また7つの〇を描いてから、左から4つ目の所に区切りを入れました(←というより3つ戻った所)。そして、その下に、区切りと6つの〇を描きました(←7つ描いてから1つ×して、6つに修正)。

 

☆「できた。これで今日は終わりにする。」と言うので、通し読みをすると、「こたえ 9ひき」を書きました。説明してもらったのですが、よく分からず後からパパに説明してもらってやっと分かったのでした。最後の2段の絵ですが、①「昨日」の7つ〇を描き、それより3つ少ない「その前の日」の場所に戻って、区切りを入れる。②基準となる「その前の日」4つ〇から3つ増えて「昨日」の7つ〇に到達したのが上段。③下段に行って、6つ増えたのが「今日」。④よって、基準となる「その前の日」から「昨日」で3つ増え、「昨日」から「今日」で6つ増えたので、全部で9つ増えた、つまり違いは9つ、という訳です。②③が最初のカラフルな絵と同じ描き方です。最後の4文目だけを何度も読ませられたのは、①のためだったということも分かりました。

<最後に描いた2列の絵の図解説>

〇〇〇〇(一昨日)/〇〇〇(昨日) ←最初に7つ〇描いて、3つ戻った所に/

/〇〇〇〇〇〇(今日) ←昨日と今日の区切り/を入れて、6つプラス

 

☆息子とパパ、すげー!今回も、前の絵に「差」を描き足して行く方法を息子は採用した訳ですが、私は昨日・一昨日・今日の3つの絵を別々に描いて比較するという思考回路だったので、頭も固いのでしょうが、パパに教えてもらわないと、息子の説明を聞いても???でした…。

 

☆花丸を伝えると、とても晴れやかな表情になりました。きっとゴチャゴチャモヤモヤしていたのが、スッキリしたのだと思います。上機嫌で歯磨きを済ませると、数秒で寝入ってしまいました。問題をしばらく寝かせるっていうのも大切なんですけどね…。だから、長期休みにおたから帳に取り組む訳なのですが(←息子にも話しました)、ただ、今回はこれで良かった気がしています。

 

☆それにしても、我が家の場合は、パパのお膝の上作戦がとても利いています(←言い出しっぺは息子ですが…)。心地良いのでしょうか、じっくり取り組むようになりました。一人っ子で主人の職場も理解があって今は残業も少ないなど、相当恵まれていますが(なのでその分できることと思い、せめてブログを付けることにしています)、一方で、フルタイム共働きで学童お迎えは大抵ビリケツ間際で、毎日せわしないのも事実。どんぐり問題をするにも、いつも何かに追われているような感じだった気が…。しかし、パパが参戦してくれると、息子も私もゆったりできるのでした。


☆他にも気づいたのは、パパが居ないときでも、ママのお膝の上でできるかも(その時はママ用問題を免除してもらうことで、ゆったりしようかと…)、ということです。また、我が家は今のところ週2回で、常にそれで頑張らねばと思っていましたが、そのために気忙しくなるのは本末転倒で、週1回をゆったり取り組んだ方がずっと効果的なのだ、ということも漸く分かって来ました。今後も週2回ベースのつもりですが、追い詰められ度が一気に下がりました。

 

★6MX28(参考まで:ママ用問題)

四角県四面市立定規小学校では、校庭に新しく花壇を作ります。

そこで、直角三角形の花壇を作る事になりました。直角を挟む2つの辺のうち1辺は10mと決まりましたが、もう1辺の長さが決まりません。面積が45平方mとなるようにするには、直角を挟む長さの決まっていない1辺を何mにすればいいでしょう。

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※正解でした。なお、右ページの金色模様は、息子を待つ間に手持ち無沙汰で描いただけです。