北区でどんぐり倶楽部!

息子がおり、東京都北区でどんぐり倶楽部に取り組んでいます。まだまだ不勉強ですが、よろしくお願いいたします(^^)

どんぐり_0MX87_2018.6.11月 ☆時間のどんぐり問題☆

どんぐり_0MX87_2018.6.11月 ※本人チョイス、所要時間20分(20:00~20:20)

 f:id:kitakudedongurig:20180611213808j:plain

f:id:kitakudedongurig:20180611213834j:plain

※時計の部分の拡大です。


【問題】※①~③は何文目かを分かりやすくするため、ここで振った数字です。

①ハム[はむ]たろうが チュー[ちゅう]すけのいえまで いくのに40ぷん かかります。②きょう、ハム[はむ]たろうは まんがのほんを かりに チュー[ちゅう]すけのいえに ごご1じ10ぷんに つくように いえを でる つもりです。③では、ハム[はむ]たろうは なんじなんぷん までに じぶんの いえを でれば いいでしょう。

 

☆本人チョイスで、ジャンボもなか(アイス)とパイナップルファンタを用意して、スタートしました。

 

☆1文目を私が読み上げると、問題文の上に、薄く黄土色で絵を描きました。左にハム太郎の家、右にチュー助の家を描き、間を蛇行した道(線)で繋ぎ、「40ぷん」と書き添えました。あまりに薄くて小さい絵だったので、「大きく2ページ使って描こうよ」と声を掛けました。

 

☆2文目を読むと、今度は大きく絵を描きながら(左ページの上半分)、「地図だよ」とのことです。そして、その中に家を描いて「できた」と言います。そこで、「ママが読んだのを全部絵にしてあるかな。全部を絵に描いたら、後は絵だけを見て考えるんだよ。このお家は誰のお家なの?」と話しました。すると、「チュー助だよ。そうだ!漫画を描くの忘れてた」といって、漫画本を家の中に描き足しましたが、それだけ。そこで、似たようなやり取りを繰り返すと、今度はハム太郎の家をグルグルと〇で描きました。けれど、まだ足りません。「『午後1時10分に着くように家を出るつもりです』はどこに描いてあるの?後から、絵だけを見て考えるんだけどなぁ」と促すと、「え〜」と面倒くさそうに言ってから、家と家の間に「1じ10ぷん」と書き足しました。

 

☆3文目を読むと、「そうだ!時計を描こう」と言ってから、左ページの下半分に上と同じような蒲鉾の様なものを描いて、その中に小さな時計らしき〇を描いて、「できたから通し読みをして」と言います。しかし、その時計には時間が描いてなかったので、「絵を見れば答えが分かるようになってるの?」と訊くと、「もう」とまた面倒そうに言ってから、黒で線を2本描きました。後から短針と長針(太い細長〇)と分かりましたが、その時は私にはよく分からずでした。

 

☆通し読みをしようとすると、野球の素振りをエアで始めたので、「どんぐり問題は立ったり歩いたりして考えてもO.K.だし、おやつを食べたりジュースを飲みながらでも良いけど、どんぐり以外の他のことをする時間じゃないのよ」と伝えました。また、アイスをボリボリほおばっていて、流石にこれで読んでも耳に入らないだろうと思い、一息つくのを待ってから読み始めましたが、様子を見に来ていたパパに話しかけたりして、今度はパパから注意されました。

 

☆それでも通し読みを終えると、「こたえ 12じ30ぷん」と書いて終了しました。

 

☆時間の問題は初めてだし、全然集中している感じもなかったので、こりゃもうダメだと思っていたのですが、正解でした。後から主人が教えてくれたのですが、短針長針が12:30をきちんと指していたのだそうです。私は逆さでよく分からなかったので、答え合わせが終わってから、息子に説明を求めたところ、時計に「12」と「1」を書き足して、その間に短針があることを教えてくれました。

 

☆どうやって答えを出したのかと尋ねると、「だって、40分でしょ。1:10でしょ。だから、そこから10分戻って、それからまた10分戻ってってやってったら、12:30になるでしょ」と教えてくれました。そうか、時計の針を頭の中で動かしていたのね、と漸く私にも分かったので、花丸にメッセージを添えてお仕舞いにしました。ただ、途中の親子のやり取りが無ければ、絵に起こし切れず、答えまで辿り着いていなかった可能性も高い気が無きにしも非ず。

 

☆保育園時代のママ友さんに、保育士さんがいました。まだ入園間もない頃(つまり、1歳半くらい)、卒乳のためにカレンダーに印をつけながら、「この日になったらお仕舞いね」と話をしていると教えてくれました。「えっ、1歳半の子にカレンダーとか分かるの?」と訊いたら、「分からないと思うよ」とのこと。そのときに、カレンダーの見方とかを教えるためではなくて、分からないから触れないとかではなく、普段から生活の一部として語りかけて行くという大切さを教えてもらった気がします。そうすると、いつしか興味を持つようになり、時には大人に尋ね、あるいはじっと見聞きしているうちに、自然に分かるようになるってことなんだろうな、と理解しました。息子の場合、カレンダーと時計はこれで割と上手く来ている感じだと思われます。(でも、一方で、平仮名を教えなくてはと焦った時期もあるなど、どんぐり倶楽部に出会う前は、やはり親が今以上にフワフワしていて、一貫していなかったです。)

 

☆梅雨入りをして冴えないお天気です。今日は体調が優れないので、これにて。皆様もお体をご自愛ください。