北区でどんぐり倶楽部!

息子がおり、東京都北区でどんぐり倶楽部に取り組んでいます。まだまだ不勉強ですが、よろしくお願いいたします(^^)

どんぐり_0MX47_2018.5.22月 ☆まだ入学したてのホヤホヤなのに☆

どんぐり_0MX47_2018.5.22月 ※本人チョイス、所要時間20分

 

【問題】※①~④は何文目かを分かりやすくするため、ここで振った数字です。

①のうさぎさんの れいぞうこの なかに きのうのよるまで にんじんが 17ほん ありました。②ところが、きょうは 8ほんしか ありません。③だれかが よるのうちに たべてしまったようです。④では、にんじんを たべた うさぎが 3びきで、3びきとも おなじかずの にんじんを たべたとすると、1ぴきにつき なんぼんの にんじんを たべたことになるのでしょうか。

 

【息子のどんぐりノート】

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☆本人チョイスで、グミとサイダーを用意して、スタートしました。

 

☆今日は、始める前に「ママからの提案なんだけどね、適当でも良いからと、取りあえず答えを出しておこうとかするんじゃなくて、分からなかったり終わらなかったら、今日の問題はまた今度に続きをやってみない?中には1問に2カ月とか6カ月かけてやる子もいるんだって。ほら、ママもこの問題1カ月かかったよ。」と話してみました。「適当」の意味を訊かれたので、「ま、こんな感じかな。よく分かんないけど、何となく答え書けば終わりになるし、何か答え書いとけばいいか」みたいな感じと伝えました。「2カ月かかって、おたから帳だったりして?」「そういうこともあるかもね」というやり取りを経ましたが、「じっくりじっくり、だもんね」と言って、納得してくれたようです。

 

☆1文目を私が読むと、「横向き冷蔵庫です」と言いながら縦に線の入った冷蔵庫を描き、その中に人参を描きました。最初20本描いてしまい、「あ、17だった」と呟きながら、3本にバツをつけました。そして、ウサギを横に描き足しました。「これがウサギさん?」「うん」「じゃぁ、こっちが人参?」「そうだよ」「そっか、一杯あるねぇ。数字は書いても良いんだよ」「ヒントにならないの」「ヒントは、ママが言っちゃうと、kou君がそれで答えが分かってしまうようなものだよ。数字を書いても良いよ、というのはヒントとは違うから大丈夫だよ」と答えると、「17」を描き足しました。

 

☆2文目を読むと、また横向き冷蔵庫を描き、8本の人参と「8」を描きました。3文目を読むと、「えっ」と一瞬考えてから、「誰が食べたかって言うと、お腹の空いたウサギだね」と言いながら、冷蔵庫の横にウサギを描いたものの「恐いウサギになっちゃった」といってバツをして、下に1匹と恐らく人参2本を描きました。

 

☆4文目を読むと、「うーん」としばらくうなってから、右ページに移って、まず大きな囲いを描いてから、中にウサギを3匹描いて、人参を指差しながらブツブツ言ったり、指を折ったりしてから、ウサギの頭の上に〇(人参)を3本ずつ、計9本を描きました。2文目の8本と4文目の9本を足すと、1文目の17本になるので、「お、分かってるのかな」と思いました。絵にも起こせています。

 

☆ところが、通して読んでほしいと言われて読んだところ、「ええっ!?」と言うので、分かってたんじゃなかったの?と訝しく思ったところ、もう一度絵を眺めて数えたりして、今度は「分かった」と言って、「こたえ みんな3んこずつたべた」と書いて終了しました。

 

☆「(1匹につき)3本(食べた)」が正しい答え方でしょうが、考え方が正しかったので、花丸としました。そのうえで、「『1匹につき何本の人参を食べたことになるのでしょうか』と訊かれているから、『3つ』じゃなくて『3本』みたいに答えるともっと良かったかな」と言ってみました。こういう指摘はするかしないか迷いますが、今日は大丈夫かなと思い、言ってみました。すると、「じゃぁ、花びら1枚無しだね」というので、花びら1枚にバツをして終了しました。

 

☆GW明けから昨日にかけては、どんぐりに限らず色々課題が激しく噴出しました。宿題のやるならない、失せ物の頻発、時間のやりくり、親が怒りがち等々です。かなり凹んで、ゆっくり考えてみました。そして、「もう就学してそこそこ経つのに、思い通りのペースが掴めない。彼是あって嫌になっちゃう」と感じている自分に気づきました。いやいや、6年間あるうちのまだ1カ月半でした。入学したてのホヤホヤなのに、あれが上手くいかないならこれはどうだ、じゃぁ次はこれだ、と矢継ぎ早に変更や投入を繰り返したところで、親子で空回りして、そりゃあ上手くいくはずがないよねと、我に返りました。せっかちですね…。

 

☆そこで、今日は、そうした反省を踏まえて取り組んでみました。どんぐり問題をする日というのは、1つの目標と言うか色々を意識する時間になります。具体的には、時間の回しがつまづくと焦りを誘うのは間違いなかったので、まず朝のうちにどんぐりセットを机のそばに用意して出かけました(ほんの少しだけど気持ちに余裕ができる)。そして、私が19:00近くに帰宅すると、朝が早い分帰りも早い主人(今は幸い残業が無い部署)が、息子のお迎えをし、夕食作り(我が家の料理奉行は主人です)、洗濯機回し、お風呂沸かしを始めてくれていました(主人とも事前に話し合いました)。その間、息子は野球雑誌を今日は眺めていたようです。息子と主人がお風呂に入り、その間に私は学校や学童からの連絡帳や書類に目を通し、処理をしました(これが案外しんどいので、早めにある程度の目途を付けておくだけでも気楽)。夕食を済ませて、私が洗い物をする間に主人が洗濯物を干し、息子はプレどんぐりタイム(フライングでおやつを食べ始めること)でノンビリしました。そして、20:10過ぎにどんぐり問題がスタートし、20分程で終了したので、後は自由時間で21:00少し過ぎには就寝できました。

 

☆今日は連絡帳での内容が少ない等々、様々にラッキーが重なった結果、幸いにもスムーズに運べたのだと思います。当然、定着までにはまだまだ試行錯誤や慣れが必要でしょうし、つまづきもあるでしょうが、早く早くというのとは異なって、リズムに乗るようだった今日の感覚を、忘れないようにしていきたいなぁと感じました。